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第65話 花の庭の友人たち

Auteur: けもこ
last update Date de publication: 2026-10-08 22:36:21

その日の朝、ローティシアはセオドアが起きるのと同じ時間に起きて、彼が出仕するまでに身支度を終えた。

昨夜からそわそわしてしようがない。

「少し早すぎるんじゃないのか?」

身支度を終えたセオドアが、笑いを含んだ表情で頬を撫でてくれる。

「今日くらいは、早起きしても許されると思いました」

本当は落ち着かないので、ちゃんとセオドアの顔を見ておきたかったのだ。

「準備は十分にしたのだろう?心配せずとも大丈夫だ。きっと楽しめるよ」

そう言ってもらえると間違いなくそうなると思える。

起き抜けに身支度ができなくなりそうなほどの口づけをたくさんもらったので、気持ちがふわふわしている。

朝の涼やかな空気の中をセオドアが出て行ったあと、アルダンと一緒に庭の方を確認した。

「奥さま、テーブルの配置を確認しながらゆっくり進めてまいりましょう」

そわそわして落ち着かないローティシアを見て、アルダンができることから始めていこうと落ち着かせてくれる。

辺境でも帝都でも、この家の使用人は、思いやりがあって、本当に良くできる人たちばかりだ。ありがたい。

使用人たちがテーブルを庭に運び始め、天幕を張っていく。

「ロッテ
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